MBR/マスターブートレコードとは


2013/10/02 15:58:59 更新

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MBR(Master Boot Record:マスターブートレコード)とは

MBRはHDDの先頭のセクタ(512バイト)です。HDDのブートに関する情報がこの部分に記録されており、この部分が破損してしまうとウィンドウズが起動しません。
MBRのブートストラップローダがパーティションテーブルを検索してブート識別子がアクティブなパーティションのブートセクターをメモリ上にロードして制御を渡します。
パーティションは最大4つまで作成可能でこの中からブート識別子がアクティブ(0x80)なパーティションテーブルを検索します。
 

HDDの図解と説明

HDDの内部を図で表示しています。


左側のオレンジの部分がMBR(マスターブートレコード)になります。
中央の水色の部分がCドライブと仮定しています。あわせて水色部分がアクティブの状態です。
水色の部分がアクティブなパーティション(C:\など)の場合はMBRが水色の部分を、 アクティブとしてブートセクタをメモリ上にロードして制御を受け渡しします。

 

MBR内のサイズ

ブートストラップローダ サイズ:446バイト
パーティションテーブル サイズ:16バイトx4=64バイト
ブートシグニチャ サイズ:2バイト
MBR合計サイズ 446+64+2=512バイト

 

MBRの破損

もしMBRが破損してしまった場合は修復の作業が必要になります。

修復方法:WindowsXP(2000でも可)での修復方法
1.ウィンドウズの回復コンソールを起動します。ウィンドウズのCDが必要になります。
2.fixbootのコマンドを実行します。そのあとにfixmbrのコマンドを実行します。
3.再起動します。


上記の手順でMBRの修復が可能です。HDDに物理的な破損がなくMBRの論理的な破損の場合に修復が可能です。
HDDは故障の可能性の高い部品です。物理的に故障している場合は修復はできませんので注意が必要です。

パソコンが起動しないときには:パソコントラブル解決方法
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ウィンドウズXPをSP3にする:ウィンドウズXP_SP3への更新
ウィンドウズXPを修復する:WindowsXPの修復方法

 

 

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