Macintosh Performa 5440 分解

Performaはかなり古いパソコンです。Macintoshと呼ばれる機種で1996年ころのモデルです。
今回HDDが故障のためOSが起動しなくなりました。このパソコンを分解してHDDを取外してリストアしました。
主な仕様(appleページより)
名称:Macintosh Performa 5440
| CPU | Power PC 603e 180MHz | 
| 二次キャッシュメモリ | オプション | 
| メモリ(メモリタイプ) | 16MB/最大136MB(DIMM) | 
| 内蔵ハードディスク | 1.6GB(IDE方式) | 
| CD-ROMドライブ | 8倍速(トレイ式) | 
| モニタ | 15インチカラーマルチスキャン | 
| 解像度 | 640×480 800×600 832×624  | 
| 最大表示色数 | 32,768色 表示解像度を832×624に設定したときは256色です。  | 
| ステレオスピーカ | 内蔵 | 
| マイクロフォン | 内蔵 | 
| キーボード | AppleIIキーボード | 
| 内蔵ファクスモデム | 28.8Kbps(GeoPort) | 
| ビデオ入力 | 付属 | 
| TV/FMラジオチューナ | 付属 | 
| リモコン | 付属 | 
それでは早速分解にとりかかります。
分解手順

背面写真:赤丸部分のネジを3本外します。ネジは普通の+ネジです。特殊なものではありません。

パソコン本体の底面にツメがあります。ネジを3本外したあとはこのツメを外してカバーをオープンします。

こちらがオープンした背面のカバーです。

背面のカバーを外すとパソコン内部が確認できます。左下にあるのがHDDですね。
ツメを押してマウンタごと手前に引き出します。

HDDをマウンタごと取外した状態です。

HDDはマウンタにとまっています。ネジを4本外すとHDDはマウンタより外れます。

HDDの仕様
IDE接続、1.6GB、3.5インチ
手持ちの在庫ではIDEのHDDがありませんので、購入後にリストアをおこないます。後ほど記事にいたします。
分解リストアの続き(部品到着後)
ヤフオクでIDEのHDDを購入して修理を続行しました。


購入したHDDの仕様
メーカー名:HEWLETT PACKARD
モデル:DTLA-305010
IDE(UltraATA)接続、10.1GB、3.5インチ
購入金額は送料込みで1000円しないくらいなので高くはありません。まだまだネットではIDEのHDDが売っております。

このHDDを故障したものと交換してパソコンに取り付けします。マウンタに取付して元に戻します。
ジャンパーピン設定

はじめHDDが認識しませんでした。??となりましたが、ジャンパーピンをこの配置にしたら認識するようになりました。

HDDを交換したあとはインストールディスクでリストアします。このディスクがないとダメですね。

ディスクをブートさせて進行させるとインストールが始まります。

特に問題なければ再起動すると、Mac_OSが起動します。これで無事に修理が完了しました。
Macの分解TOPページ:各種Macの分解と修理作業の手順を写真付きでご紹介
パソコン分解TOPページ:各種PCの分解と修理作業の手順を写真付きでご紹介
MacBookPro Late2011 15″「A1286」分解SSD換装
MacBookPro A1286 Late2011 分解HDD取り出し
ロジックボードを覗いてみる
HDDを交換時にロジックボードも覗いてみました。

この部分を手前に引くとロジックボードが取り外しできます。
 
基盤を観てみると古いパソコンだなと感じますねー。
  
  
  
  

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