Aopen XC cubeの分解 魔改造 メンテナンス

パソコンの分解
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XCcube PC EZ65 をジャンク購入

Aopenのキューブ型PC「EZ65」をジャンクで購入しました。この機種はソケット478のCeleronD搭載モデルでかなり古めのパソコンです。WindowsのバージョンもXPで2004年ころのパソコンになります。通電してBIOSも確認できるのですが、あまりにも古すぎるので分解してパーツを取外して新しいパーツに交換しようと思います。デザインはコンパクトで可愛らしいので継続して利用したいケースですよね。

■主な仕様
メーカー:Aopen
名前: XCcube PC EZ65
CPU:インテル CeleronD 2.53GHz
メモリ:512MB
ストレージ:HDDなし(取外し済み)
元OS:WindowsXP

実際の分解作業

それでは早速PC分解作業にとりかかります。このパソコンは複雑な構造ではないので比較的簡単に分解ができます。ただし古いのでパーツ類もLGA115x世代あたりとは異なるものがあります。そのへんも踏まえて分解していきます。

まずは赤丸部分のネジを3本外します。

PCケース取外し

ネジを3本外すとケースカバーがスライドできます。
写真の手前の方向へスライドできますので取外します。ケースカバーは鋭利な部分があるので手などを怪我しないように注意しましょう!力を入れすぎると怪我のもとになるので無理な力は禁物です。

内部各種パーツ類取外し

PCケースカバーを取外した後は、電源ユニットのケーブルを外します。赤枠部分が結束バンドでまとまっていますのでカットします。キューブ型PCはコンパクトにまとめるために結束バンドでケーブル類をまとめている箇所が多くあります。ニッパーなどでカットするのが良いでしょう。

黄色い枠部分はHDDマウンタ固定のネジですのでこちらもあわせて取外します。今回こちらのパソコンはHDDは取外した状態になっておりますので、HDDはありません。

電源ケーブル類とHDDマウンタを取外した状態です。
各種ケーブル類が外れました。電源ケーブルはピン数が20ピンとなっております。現在は24ピンが主流ですが、この頃は20ピンでした。

反対側の写真です。こちらは現時点ではケーブルは外さなくても大丈夫なのでこのままです。

光学ドライブ取外し

続いて光学ドライブを取外します。
赤丸部分のネジを2本外します。すると光学ドライブとマウンタがスライドできます。

スライドさせるとマウンタごと本体フレームより外れた状態になります。ここで光学ドライブ用のケーブルが出てきます。当時は標準コネクタだったパラレルATA(PATA)ケーブルとペリフェラル電源コネクターです。今では見ない規格のコネクターですが当時はこのタイプが主流でした。

この電源コネクターがくせ者で、抜き差しが固くて良く手を怪我していました。なかなか抜けないので無理に引っぱって手をそのへんにぶつけるパターンですね。ちょっとしたトラウマです・・・
硬すぎる場合はペンチを使って抜いたりもしていました。

光学ドライブとマウンタを取外した状態です。
小さいドライブは3.5インチフロッピーディスクドライブになります。現在ではほとんど見かけなくなったパーツですが、当時はまだ付属しておりました。

FDDとフロッピーディスクの種別とは?

今は光学ドライブ(DVDなど)ですら少なくなっている現状ですが、フロッピーディスクドライブはレアな存在ですね。3.5インチのメディアに1-2MB(メガバイト)くらいのデータが保存できるディスクでした。さらに昔は5インチや8インチのディスクも存在しておりました。

光学ドライブを取外した後はだいぶスッキリしました。
マザーボードと周辺の部位が見やすくなっています。

電源ユニット取外し

電源ユニットは4本のネジ(赤丸部分)でとまっていますのでまずはネジを外します。

4本のネジを外すと電源ユニットが外れます。フレームの隙間から外します。

この機種の電源ユニットは小さいサイズのパーツになります。SFX規格と呼ばれるタイプで小型のパソコンに使用される電源ユニットとなっています。このパーツは横幅約14センチとコンパクトさがわかるかと思います。小さいので出力は少なく、グラフィックカードでも消費電力の多い強力なものは対応しません。

マザーボードの取外し

電源ユニットを取外したあとはマザーボードを外します。
電源ユニットがなくなりかなり見やすくなりましたね。

本体側よりマザーボードに接続されている各種ケーブル類を外します。
このケーブルは「1394」と呼ばれる規格のコネクターですが、現在ではほとんど使用されることはなくなったコネクターです。本体前面に差込口があり、そこからケーブルが来ています。
WindowsXP世代のPCなのでこのような古いタイプのコネクターが残っている機種になります。

ケーブル類を外した後はマザーボードのネジを外せば本体から取外しができます。

本体フレームとマザーボードが分離されました。
この後は本体フレームにLGA115x系統のマザーボードやパーツ類を組んで組み上げる予定です。
後ほど更新予定ですのでよろしくお願いします。

■Aopen XCcube PC EZ65

製品型番:XCcube PC EZ65
製品番号:95.EZ659.163
JANコード:4710614454033
サイズ:200(幅)×320(奥行き)×185(高さ)mm

■ドライブベイ
-5インチ×1
-3.5インチ×1
-3.5インチシャドウベイ×1
インターフェース
(前面) – オプティカル(光デジタル)出力×1

  • スピーカー(ライン出力)×1
  • マイク入力×1
  • USB2.0×2
  • IEEE1394×1(6pin)
  • IEEE1394×1(4pin)

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