自宅で不要になった中古のPCパーツを利用してパソコンを自作しました
パソコンの自作過程を写真付きで公開しています。中古のPCパーツを利用してパソコンを自作しました。
CPUを取付ける
自作パソコンの第一歩としてCPUの取付があります。CPUはパソコンの頭脳とも言うべき部品です。このCPUの性能によりパソコンの処理の速度が変わってきます。CPUの種類は豊富にあります。製造メーカーはメジャーなところでIntelとAMDがあります。
CPUの種類によりソケットの規格が決まっていて、ソケットが合わないと取り付けできません。
●CPU
CPUメーカー名:インテル(Intel)
CPU種類:Cerelon G530
ソケット:LGA1155
マザーボードのソケット部
このソケットはLGA1155と呼ばれるタイプで現在は主流のソケットです。ソケットLGA1155に対応したCPUも数多く出ていますので中古部品を探す場合は選択の幅が広がります。
![](cpu_mem/cpu_img01.jpg)
CPUの表面(左)とウラ面(右)
CPUはCerelon
G530です。スペック的にはあまり高くありません。Celeronはコストパフォーマンスを重視したCPUなので性能面よりも安さが売りのCPUです。それでもG530は2コアのCPUなので、ウィンドウズ7でネット閲覧等には十分です。
![](cpu_mem/cpu_img02.jpg)
CPUの取付
CPUには2ヶ所の切りかけがあります(赤丸部分)
CPUの切りかけ部分をソケットの出っぱり部分にあわせてはめ込みます。向きが合わないときちんと収まりません。
CPUがきちんと嵌めこまれているか確認します。
![](cpu_mem/cpu_img03.jpg)
CPUをソケットにはめ込んだあとは、金具を閉めてロックを掛けます。金具をネジの下に入れたあと金属のロックを掛けます。
ロックは固めですので、少し力を入れながら引っ掛けます。
![](cpu_mem/cpu_img04.jpg)
CPUファンとグリス
CPUを取付したあとはCPUファンをセットします。
CPUファン(左)とCPUグリス(右)
![](cpu_mem/cpu_img05.jpg)
CPUにグリスを塗布します。グリスの量はあまり多くなく少なくもなく塗ります。
目安としては、薄くCPUに広がるくらいになります。
![](cpu_mem/cpu_img06.jpg)
グリスを塗ったあとはCPUファンをセットします。マザーボード側に4ヶ所穴が開いていますのでCPUファンのロックネジを穴に合わせて差し込みます。差し込んだあとはロックを掛けます。この際に横から覗いてCPUファンがきちんとCPUに密着しているか確認します。CPUファンが浮いているときちんと放熱できずにCPU破損の元となったりしますので注意が必要です。
![](cpu_mem/cpu_img07.jpg)
CPUファンを固定したあとはケーブルをマザーボード側に差し込みます。このCPUファンは4ピンのコネクタになりますのでマザーボード側の4ピンのコネクタに差し込みます(赤枠部分)
コネクタがずれて差し込まれると正常に動作しないのできちんと再込みを確認します。またケーブルはファンの回転に干渉しないようにうまくまとめるようにします。
![](cpu_mem/cpu_img08.jpg)
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