プレステ4のHDDをSSDに交換
プレステ4は内部にHDDが入っており、ゲームのデータなどがここに保存されます。ゲームをプレイするたびに読み書きされるので、読み書きの速度が重要になってきます。SSDはHDDよりも高速な読み書きが可能となっていて、内臓のHDDをSSDに交換することにより、より快適なゲームプレイが可能となります。
今回はプレステ4を分解して内蔵の500GBのHDDを250GBのSSDに交換してシステムソフトウェアをインストールします。この機種は分解はさほど難しくはありません。+ドライバーが1本あれば分解交換が可能です。意外とプレステ4のHDDの交換は難しいと思われがちですが、難易度は高くなくちょっと頑張れば誰でも交換可能です。
今回使用したアイテム・工具
1.SSD
2.USBメモリ(16GB)
3.プラスドライバー
使用したものも特に特殊なものはなくありふれたアイテムです。
実際のプレステ4分解
はじめに本体の赤枠部分のカバーを外します。このカバーはプラスチックの爪でとまっているだけなのでカバー部分を上方向にスライドさせると外れます。
写真のようにカバー部分を上方向にスライドさせます。プラスチックのヘラなどでこじると外れやすいです。
分解に便利な工具類
カバーを外すとプレステ内部にアクセスできます。この部分までの分解の場合は封印シールを剥がすことなく分解可能です。銀色のプレートが放熱板ですね。左の方がHDD+マウンタとなっています。
HDD+マウンタは赤丸部分のネジ1本でとまっています。ネジを1本外します。プレステ内部は結構ホコリで汚れていました。今回はついでにこのホコリも掃除しておきます。
ネジは普通の+ネジなので普通の+ドライバーで外れます。HDDの交換のみでしたら+ドライバーで大丈夫ですが、プレステ4をとことん分解する場合は特殊なネジも必要になります。
ネジを外したあとはマウンタを左方向にスライドできます。
簡単ですね!
特に難しい作業はないと思います。HDD交換までなら特に難しくはないと思います。
取外したHDD+マウンタ
メーカー名:HGST
型番:HTB-TT5SAE500(B)
SATAの500GBのHDD
取外したHDD+マウンタは4本のネジでとまっていますので、4本ネジを外せばバラすことができます。後は外したHDDをSSDに交換して元に戻せば準備完了です。
★おすすめのSSD
WDのブルーSSD(500GB)がアマゾンで購入可能です。
SSDにシステムを新規インストールする場合は250GBでも大丈夫です。容量は自分の必要性に応じたものを選択できます。
システムソフトウェアのインストール
USBメモリにシステムソフトウェアを保存しておきます。
システムソフトウェアはplaystation.comより無料ダウンロードできます。
システムソフトウェアダウンロードページ
(2022/9/21・バージョン10.01)
上記のプレイステーションサポートページでファイルがダウンロードできます。
またUSBメモリへのファイル保存方法などが記載されています。ファイルの保存にはPCもしくはMacが必要になります。ファイルサイズは約1GBです。
USBメモリをPS4に挿してセーフモードで起動します。
セーフモード起動:本体電源OFFの状態で電源ボタンを長押して二度目のビープ音が鳴ったらボタンから手を離します。そうするとPS4がセーフモードで起動します。
PS4がセーフモードで起動すると上記のメニュー画面になります。7番目の初期化するの項目を選択して本体を初期化します。USBメモリのフォルダ構造やファイルが間違っていなければシステムソフトウェアが本体にインストールされます。
正常にシステムソフトウェアがインストールされるとPS4の初期設定画面が出てきます。初期設定が完了するとゲームで遊べます!
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