GM_JAPANというマイナーなパソコンを分解しました
あまり聞いたことのないパソコン「GM_JAPAN」というメーカーのパソコンを分解して中身を覗いてみました。
メーカー名:GM_JAPAN
会社名:グローバル商事株式会社
住所:〒173-0026 東京都板橋区中丸町29−1
このメーカーはググっても情報があまり出てこない謎の会社です。アマゾンなどを中心にパソコンを販売している会社のようです。以前に「WAJUN」というメーカーのパソコンを分解した事がありましたが、似たような雰囲気の会社ですね。
会社名:和順商事株式会社
住所:東京都板橋区志村2丁目15番9号-4F
あわせて「NAT-KU」パソコンというマイナー系PCも似たような感じでした。多分中身も似ているので製造元は一緒(多分中国?)で別々の会社が輸入販売してるとかの可能性があります。
販売元:NAT-KU
住所:〒541-0045大阪府大阪市中央区道修町1-7-10
パソコン詳細・GLM-14-N3350-64
●パソコン:GM japan GLM-14-N3350-64
CPU:インテル Celeron N3350
メモリ:4GB
ストレージ:eMMC・64GB
意外と外観はそれなりに格好いいです。若干の安ポッさはありますが、まあまあですかね。パソコン自体はCeleronなので動作はいまいちですが、販売金額は抑えてある感じ(3万円台)のコスパ重視PCですね。ヘビーな使用には向きませんが、ちょっとした作業やネット程度なら使えるパソコンて感じですかね。
このパソコンは分解はさほど難しくはありません。+ドライバーが1本あれば分解可能です。プラスチック製のヘラはなくても大丈夫ですがあったら便利なアイテムです。
早速分解開始
パソコンの背面写真です。
早速分解作業にとりかかります。
青丸ネジ:6本
赤丸ネジ:4本
上記のネジ合計で10本を外します。ネジは長さが違いますので分けておきます。
長いネジが6ほんと短いネジが4本です。
一応ですが角の2本のネジは封印シールがはられています。こちらはネジを外すと封印シールが破けて分解した証となります。
ネジを10本外した後は背面のカバーが外れます。カバーはプラスチックのツメでとまっていますのでパチパチと外していきます。このときにヘラがあれば隙間に差し込んで外せます。
パソコン内部アクセス
背面のカバーを外すと内部にアクセス可能となります。
中身はスカスカですねー。マイナーメーカーやチャイナ系PCなどによく見られるタイプです。非常に安そうな基盤がスカスカで配置されていて、部分的にテープでとまっている感じです。
バッテリーなどは型番や製造メーカーなどの記名がなく怪しさ満点ですね!多分動作の検証、品質管理なども甘くコスパ最優先で作られているパソコンなのでしょうね。
メイン基板からフラットケーブルでサブ基板に接続されています。
USB(多分2.0)ポート、ヘッドフォン端子、microSDカードスロットが横にあります。
このパソコンはメイン基板にメモリやeMMCが直付けされているので、分解しても増設や交換はできないので分解するメリットはあまりありません。なんとなく興味本位で分解しました。もし興味のある方は分解してみて下さい。
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GLM-14-N3350-64の性能
パソコンの性能ですがCeleronのN3350というプロセッサーで2016年のものです。Celeronなのではっきり言って高性能ではありません。WindowsアップデートがかかったりするとCPU使用率が100%になり極端に遅くなります。
ストレージもeMMC64GBで容量も多くはありませんので、たくさんのデータを保存する場合は向いていませんね。大容量のデータ保存には外付けのHDDなどが必要になります。
パソコン本体が安定すればYou Tube動画などはそれなりに見れますのでネット用としての用途であればそれなりに使えるかと思います。またCPUは省電力になるのでバッテリー自体はかなり長持ちします。当方のチェック時には100%の状態でYou Tubeを2時間ほど再生して残量が約75%ほどでした。
軽量で持ち運びには便利なので出先で軽めに使用するのには良いかもしれませんね。
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