Mac book air Retinaの分解:A1932 2019モデル

パソコンの分解
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Mac book air Retinaの分解・A1932

Mac Book Air 2019を分解して内部へアクセスしました。この機種はSSDおよびメモリがロジックボードに直付けされているので取外しはできません。交換や増設などできないモデルとなります。今回は分解して内部の確認のみおこないました。修理などはおこなっておりません。

メーカー名:Apple・アップル
型番:MacBook Air (Retina, 13インチ, 2019) A1932
CPU:1.6GHzデュアルコアIntel Core i5

分解の工具

このMacBookAirの分解にはトルクスドライバーが2本必要です。アップルMac系統の分解時には通常のプラスやマイナスのドライバーだけではなくトルクスドライバー(星形)と呼ばれる特殊な形状のドライバーが必要になることがあります。

トルクスドライバー:ペンタローブ(5角形)、ヘクスローブ(6角形)

主に上記の2種類のドライバーがありサイズもいくつかありますので必要に応じて購入します。近所のホームセンターなどで売っていれば良いのですが、売っていない場合は通販で購入ですね。

amazonで購入可能です。
このドライバー3本セットはMacBook系統の分解に必要なドライバーがそろっていて便利です。

実際のMBAの分解手順

MacBookAirの背面のお写真です。
ネジはトルクスのペンタローブドライバーで外せます。全部で10本ありますので取外します。

青いネジ:4本
赤いネジ:6本

ネジは長さが2種類あります。青い枠のほうは長め、赤枠のほうは短いネジとなります。どちらもかなり小さいネジなので無くさないように注意します。

トルクスネジを10本外すと背面のカバーが外れます。2ヶ所ロックがあるのでカチッと外します。これでパソコンの内部が確認可能です。内部はバッテリーがかなりの割合を占めているのがわかります。

別の角度から見た内部写真。ロジックボードはかなり小さいですね。あんな小さな基盤でOSXが動作するとはすごいですよね。バッテリーは長時間の動作のため大型化してますね。この機種はかなり長持ちしますね。

さらに分解・・・

さらに分解を進めていくと、、、このフラットケーブルを抑える部品ですがかなり小さいです。ネジは3本ありますがトルクスのT4ネジになります。ヘクスローブの小さい奴ですね。

こちらのフラットケーブルはコネクタを持ち上げると外れます。

この3本のネジですが幅がおよそ1ミリほどですごく小さいです。息をしただけで飛んでしまいそうなほどのサイズになりますので非常に見づらいです。この先は困難が予想されるためここで分解はあきらめました・・・すみません(>_<)

MacBookAirは小型でコンパクトが売りなので、パーツ類はどんどん小さくなっていますねー。ネジなどはホント小さくて大変です。iPhoneを分解したときの感覚ですね。2度と分解したくないと思ったものです。

ロジックボードにはCPUやSSDが直接半田付けされています。

赤枠部分:Intel core-i5プロセッサ
青枠部分:SSDフラッシュストレージ
黄枠部分:Thunderbolt 3コントローラー

基盤に部品が直接半田付けされているので、たとえばSSDが故障したといった場合に簡単にそこだけ交換というわけにはいきません。特殊技術があればチップを交換したりもできるようですが、自分にはそのような技術はありません。なのでこのような機種は故障の際の修理はあきらめるパターンになってしまいます(>_<)

MacBook系統(AirやProなど)は2015年あたりからロジックボードに半田直付けパターンになっているのでだんだんと修理が困難になってきます。もともとアップル製品は特殊なものが多く分解も難易度が高かったりしましたが、ほんと厄介ですね。何か良い方法がないものか模索してみます。

■MacBookの分解に役立つ工具類

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