ideapad Flex 5-14ALC05分解
レノボのノートパソコン「14ALC05」が起動しなくなったため、分解して内部のSSDを取外しました。この機種はトルクスドライバーが1本あれば分解は可能です。分解自体は比較的に簡単な部類かと思います。
起動しないパソコンは内部ストレージ(HDDやSSD)にデータが残っていてもそのままでは消去ができません。なので分解してストレージを取り出す必要があります。
取り付け、取り外し動画 – IdeaPad 5-14 (81YH, 81YM, 82FE), IdeaPad 5-15 (81YK, 81YQ, 82FG ) Lenovo Ducati 5 (82ES), IdeaPad 5 Gen7 (14,15) (82SD, 82SE, 82SG, 82SF)
ideapad Flex 5-14ALC05の主な仕様
【メーカー名】Lenovo(レノボ)
【CPU】AMD Ryzen5
【メモリ】8GB
【OS】Windows10
【液晶画面】14インチ
■故障の症状
電源ボタンを押すと電源ランプは点灯するが、画面が表示されずに真っ暗なまま。正常に起動しない状態です。外部モニターに接続しても表示はされないので内部で通電はしているが起動できていない状態になっております。
分解開始
パソコン本体の裏面の写真です。背面カバーは赤丸部分のネジ4本と青丸部分のネジ5本でとまっています。こちらのネジを9本外します。青丸と赤丸のネジは長さが異なります。
ネジはトルクスネジとなっているので専用のドライバーが必要です。
アマゾンで購入できます。トルクスドライバーは以下のようなセットのものがあると便利です。
赤丸部分ネジ4本:赤丸のネジ4本は短いネジとなります。
青丸部分ネジ5本:青丸のネジ5本は長いネジとなります。
ネジは間違ってしまうとネジ穴部分の破損につながるので間違いないように保管しておきます。
ネジを9本外したあとは背面のカバーを外します。カバーはツメで引っかかっているので、こじって開ける感じになります。無理な力を加えずに丁寧に外せばカバーがパカッと外れます。
カバーを外すとパソコンの内部にアクセスできます。赤枠のパーツがSSDになります。このSSDはM.2タイプのコネクタになっております。+ネジを1本外せばSSDは取り外しできます。
取外したSSD。Type 2242(42ミリ)のものを2280(80ミリ)に延長して取付してあります。理由はわかりませんがコスト的な問題なのか、他機種との兼ね合いなのか?
こちらはM.2のサイズ2280なら取付できますので、分解すれば容量アップなども可能ですね。
ちなみにバッテリーを取外して放電しましたが、やはり故障の症状は変わりませんでした。
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