Mac book Airの分解修理・コスパ重視SSD:A1370 A1369 2011(2010)モデル

パソコンの分解
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MBA A1370 2011モデルを分解修理

SSDの故障したMacBookAir、ノートパソコンの修理作業です。SSDが認識しなくなりパソコンが起動しなくなりました。今回はこのMBAを分解修理いたします。

apple Mac分解リスト

メーカー名:Apple
型番:A1370 Mid2011モデル
サイズ:11.6インチ
症状:SSDが故障のため認識しなくなった。

MBAの2011は2010と同様のSSDですので2010年モデルでも同じく交換可能です。

実際の分解修理

MBAの純正SSDは特殊なので普通の2.5インチSSDとは異なります。コネクタは専用の形状ですので、汎用的なM.2とも異なり専用のパーツとなっております。そのため純正部品自体を購入しようとしても高めのものが多く、中古パーツでもいい値段がします。なので今回は汎用的なM.2-SSDを変換してこのMBAに搭載してみます。コスパが良くて他のPCのパーツが流用できるのでお勧めです。

今回の修理に準備するもの

1.工具類
Macの分解工具は特殊なものが使用されるので準備します。トルクスと呼ばれるドライバーが必須ですのでない場合は購入しておきます。

2.SSD変換パーツ
SSDを変換してMBAに合うようにするパーツです。
ALIKSO NGFF M.2 SATA SSD To 2010-2011 MacBook Air A1370 A1369 SSD 変換アダプタ コネクタ

3.M.2-SSD
汎用的なSSDパーツです。

分解開始

背面カバーの取外しは下記ページにて詳細確認できます。
Macbook Air A1370 2010 モデル分解 SSD取外し
上記を参照して背面カバーを取外します。

背面カバーを外した後は内部にアクセス可能です。
赤枠部分がSSD取付箇所となります。SSDはトルクスネジ1本でとまっていますのでネジを外せばSSDも取外す事ができます。故障したSSDは取外しておきます。

※このMBAはバッテリー不良により外した状態となっています。

こちらのパーツがSSD変換部品となります。MBA(2010、2011)の特殊なサイズのSSDと同じ形状となっています。お値段も1000円くらいなのでリーズナブルですね。

この部品が汎用SSD256GBです。
■使用SSD
型番:MTFDDAV256TBN
サイズ:2280
容量:256GB
(M.2 2280 256GB SATA III TLC 256GB 6Gb/s)

M.2のSSDを変換パーツにドッキングさせます。こちらの固定は普通の+ネジなので+ドライバーで固定します。これでSSDの準備完了です。

ドッキングさせたSSDをMBAの本体に取付します。

あとは通常と同様にMacOSをインストールします。

2011に標準では10.15などの新しめのOSXはインストールできないので、とりあえず手持ちの10.11(USB)をインストールします。
(たしか10.13くらいまでが公式認定だったかなと思います)

特に問題なければインストール完了です。
この機種はメモリは2GBなので若干パワー不足は否めませんが、ちょっとした使用でしたら問題なく利用可能かと思います。
Macはパーツ類が特殊な場合が多くあります。SSDも特殊なのでパーツがあまり流通していなかったり、また高価な場合がほとんどです。そのような場合でもコスパの良いこの変換パーツで修理すればお得にすみますね!

★MBA2012の変換パーツSSD修理はこちら

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