携帯電話(ガラケー)の分解:docomo端末SO702i

パソコンの分解





ガラケーを分解しました。分解したガラケーはソニーエリクソンのSO702iです。
スマフォは利用していないのでガラケーは別のものに変更しましたが、電源の入らないガラケーをみて無性に分解がしたくなりました。

今までパソコンを分解したことは多々ありましたが、携帯電話の分解はほとんどありません。試しにどんなものか、分解です。

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分解したSO702i:水没後に電源が入らなくなりご臨終となりました。

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まずは裏面のフタを外したあとバッテリーを取出します。その後、赤枠部分のネジを4本外します。
写真上段の2本のネジはゴムで隠れていますので、ゴムを外した後にネジを外します。ゴムは細いマイナスドライバーでこじると外れます。

今回分解をおこないましたが、組立は考えない分解となります。かなり強引に作業する部分もあり多少の破損もありました。

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ネジを4本外した後はカバー部分を外します。ツメで引っかかっていますのでパキパキと外します。この際若干ツメの破損がありましたが、気にしません。カバー部分を外すとメインの基板が確認できます。

この小さい基板に携帯電話の多種多様な機能が内蔵されていると思うとすごい技術だなと感じます。
コンパクトでありながら多くの操作が可能です。技術の進歩はすごいなと改めて感じました。

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カバー側の基板、メモリーカードとFOMAカードの読み取り用の基板と思われますが、こちらを外すと丸い部品が出てきます。はじめボタン電池かな??と思っていましたが、スピーカーの部品でした。直径1センチほどのその部品は、音声を出力するための部品だったのです。

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本体側と液晶画面側を接続するコネクタを外すとかなりバラバラな状態です。

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本体側にはボタンタッチ用のゴムがあり外しました。今回は液晶画面側の分解は面倒になったのでおこないませんでした。メイン基板が外れた状態です。

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メイン基板はチップ類がたくさん搭載されており、何が何だかは判明不能ですが、NECの文字とSHARPの文字がプリントされたチップがありました。国内有名メーカー同士ではデジタル機器のパーツは融通しあっているのでしょう。

ここで分解は終了となります。長らくお世話になった携帯電話でしたが、分解という形で最後をむかえました。

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今回使用したドライバーです。特殊な星形のドライバーになります。星形には5角型のものと6角型の物がありますが5角型のものとなります。この星形のドライバーはapple社のMacの分解でも使用しました。あまり近所では売っていないものです。

参考・トルクスドライバー(星型ドライバー)

ペンタローブ:5角型
ペンタローブドライバーを探す

ヘクスローブ:6角型
ヘクスローブドライバーを探す

機械の中を覗いてみたい。そのような思いになることがあります。
分解が大好きです。パソコンの分解方法をまとめたサイト「パソコン分解サイト」も御覧ください。




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