MBA2015モデルの分解
電源の入らなくなったMacbookAir2015を分解してSSDを取外しました。故障したMacbookAirは部品取りように使用するのですが、SSDはデータ保護で取外しいたします。この機種は分解自体はさほど難しくは有りません。
メーカー名:Apple
型番:A1466
液晶サイズ:13インチ
年式:Early 2015
故障の症状
このMacbookAirの故障の症状なのですが、ACアダプターを接続するとランプは点灯するのですが電源が入らない状態となっています。電源ボタンを押してもうんともすんとも言わず反応しません。
このような状態のMacbookAirで故障箇所の可能性が高いのはロジックボードです。とりあえず分解をおこなって中身を覗いてみます。
分解工具・トルクスドライバー
このMacBookAirの分解にはトルクスドライバーが2本必要です。アップルMac系統の分解時には通常のプラスやマイナスのドライバーだけではなくトルクスドライバー(星形)と呼ばれる特殊な形状のドライバーが必要になることがあります。
■トルクスドライバー:ペンタローブ(5角形)、ヘクスローブ(6角形)
主に上記の2種類のドライバーがありサイズもいくつかありますので必要に応じて購入します。近所のホームセンターなどで売っていれば良いですが、ない場合は通販で購入ですね。
amazonで購入可能です。
こちらの4点セットはMacbookAirやMacbookProを分解する際に役に立つアイテムです!
MBAの分解手順
Mac本体背面のネジを外します。丸印のネジが合計で10本あります。
青い丸の部分は長めのネジで種類が異なります。
背面のネジ10本は5角型のトルクスネジになりますので、ペンタローブ(5角形)ドライバーで外します。
ペンタローブ(5角形)ドライバー :1.2×50ミリ
ネジを10本外すと背面のカバーがぱかっと外れます。
パソコン内部を確認したところ、ロジックボードの一部に多分緑青(ろくしょう)?がでていました。
水濡れの基盤などによく見られる現象ですが、この基盤は水こぼしは無さそうなのでパーツが破裂したような感じです。
この小さな部品が破裂してこのような状態になったような感じですね。
この緑青を拭き取っても症状は変わらずでした。この部品交換はできないので修理は諦めます・・・
SSDの取外し
SSDを取外します。SSDはネジ1本でとまっています。
ヘクスローブ(6角形)ドライバーT5で取外しが可能です。
赤丸部分のネジを1本外せばSSDが取外しできます。
ネジは6角星型のトルクスネジになります。
取外したSSD。容量は256GBです。MacBookAirのSSDは年式によってその形状が異なります。購入する際はコネクタの形を間違わないようにしましょう。
このSSDはMacBookAirの2015、2016、2017モデルで使用可能です。
Model:MZ-JPV256R/0A2
メーカー名:SAMSUNG
容量:256GB
128GBのパーツはAmazonで購入可能です。
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