トラブル解決方法
起動時に「Alert The AC Power adapter type cannot be determined(ACアダプタタイプを判別できません)」が表示されてWindowsが起動しない場合の対処方法です。このエラーメッセージが表示されてしまいWindowsが正常に起動しなくなります。電源に関するトラブルです。
このエラーメッセージが表示される場合は、ACアダプターもしくはコネクターに問題があります。電源がパソコン側に正常に供給されていない場合に出てくるエラーメッセージです。
対応するDELLパソコン機種
Inspiron 14 – 5451
Inspiron 14 – 5455
Inspiron 14 – 5458
Inspiron 15 – 5551
Inspiron 15 – 5555
Inspiron 15 – 5558
Inspiron 15 – 5559
Inspiron 17 – 5755
Inspiron 17 – 5758
Inspiron 17 – 5759
Vostro 14 – 3458
Vostro 15 – 3558
対処方法:その1
ACアダプターがきちんとコネクターに刺さっていない場合に出ることがあります。
パソコンから一度ACアダプタを取り外し、再度接続し直してエラーメッセージなく正常に起動するかをご確認ください。
またACアダプターのコネクターのピンに折れや曲がりなどがないか確認してください。この機種はコネクターが細いタイプなので結構ピンが曲がりやすかったりします。
まずはACアダプターを差し直してみましょう!
対処方法:その2
ACアダプターを差し直しても症状が改善しない場合は、ACアダプター自体が壊れている可能性があります。別のACアダプターがあればそのACアダプターで起動するかどうかお試しください。今回はACアダプターが故障していました。
今回はマルチアダプターコネクターで起動を試しました。Amazonで購入可能な便利アイテムです。こちらは38種類のマルチコネクタがセットになっており、DELLの細いタイプのコネクターにも対応しています。
無事ランプが正常点灯!
とりあえずこのマルチコネクターでためしたところ充電ランプが点灯しました。また正常にWindowsも起動するようになりました(^^♪
パソコン本体手前の左のほうにあるのがステータスランプです。このランプの色や状態によりステータスが確認できます。
白で点灯 – 電源アダプターに接続されており、バッテリーの充電量が5%以上。
オレンジ – コンピューターがバッテリー駆動で、バッテリーの充電量が5%未満。
消灯 – 電源アダプターに接続されており、バッテリーがフル充電されているか、システムがバッテリー駆動で、バッテリーの充電量が5%以上か、またはシステムがスリープ状態、休止状態、または電源がオフになっている。
現在は白で点灯したので正常に充電がされていますが、壊れたACアダプターのときはランプが点灯しませんでした。エラーメッセージが表示されなければ切り分け検証するのに時間がかかりますが、この機種はエラーメッセージが表示されたので原因が比較的簡単に判明しました。良かったです!
いろんな種類のパソコンを修理したり検証したりする際にはこの電源コネクターは便利です。金額も高くはないので1セットあると重宝します。Amazonで購入しましょう。
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