ENVY 13-ad005TUを分解する
hp 7265NGW ENVY 13-ad005TU を分解してM.2のSSDを取外しいたしました。
実際のノートパソコン分解作業
■主なスペック
CPU:Core-i3 第7世代
メモリ:4GB
SSD:256GB
このhpノートパソコンは分解自体はさほど難しくはありません。ドライバーが2本(2種類)あれば分解可能です。
パソコンの背面の赤丸部分のネジが4本と青枠のゴムに隠れたネジ2本を外します。ネジは3種類で本数は合計で6本あります。
赤丸部分:2本は長め
赤丸部分:2本は短め
どちらもペンタローブ(六角)のトルクスネジになります。特殊な形状のネジになりますので専用の工具が必要です。私はAmazonで購入したドライバーセットを愛用しています。プラスチックのヘラとドライバー3本(トルクス2本、+1本)がセットになったツールです。六角と五角のトルクスと+ドライバーがセットなので今回のような場合には最適です。
オレンジ色のプラスチックのヘラですが、こいつが結構役に立ちます。ノートパソコンの隙間に差し込んでカバーを開けてみたり、小さいクネクターとかを外してみたり、細い隙間のケーブルを外してみたりなど分解作業の際には重宝します。ぜひお買い求めください!せんでんか(笑)
青枠のゴム足の下には+のネジが2本隠れています。ゴム足は両面テープで貼りついていますので、ゆっくりと剥がせば元どおりになります。無理に剥がそうとするとゴムが伸びてしまうので注意が必要です。左右共に端っこから2-3センチくらいのところにネジがあるのですべてを剥がす必要はありません。
青枠部分:2本
ネジを6本外した後は背面のカバーを外していきます。プラスチックのヘラなどで隙間を開けていくと外れます。このタイプはツメでカバーが留まっているので外していきます。無理に外そうとするとキズがついてしまうのでゆっくりと確実に外していきます。少しづつヘラでこじっていくと背面カバーが外れます。
このようなツメタイプで良くあるのがカバーのツメが折れてしまうパターンです。こじって開けるのでツメに力が加わってバキッと折れてしまいます。ちょこっと折れても、カバー自体は閉まるので自分の場合は気にしません。どうしても折りたくない場合は慎重に時間をかけて開けていくしかないですね。
背面のカバーを外すとパソコン内部にアクセス可能になります。小さい赤枠のバッテリーコネクタは外しておきます。このタイプはバッテリー内蔵型なので始めにバッテリーが外れませんが、今の段階で外せる状態になります。やはりバッテリーを取り外すのはノートパソコン分解の際の基本ですからね。
SSDは+のネジ1本でとまっているだけなので簡単に外れます。このくらいの世代のノートパソコンになるとM.2のSSDも良く見かけるようになりました。
■SSD仕様
メーカー:東芝 TOSHIBA
型番:KXG50ZNV256G XG5
容量:256GB SSD
タイプ:M.2 NVMe
同等品はAmazonで購入可能です。
M.2 SSDの形状
M.2 SSDの差込みの形状は3通りあります。
この機種のコネクタは左のPCIE NVME SSDになります。同様なSSDでもタイプが異なりますので良く確認しないと認識しないので注意が必要です。
取り出したSSDは外付けキットを購入すればUSBで別のパソコンに接続してデータを消去できます。また高速なUSB外付けのストレージとしても活用できますので必要な場合は外付けキットを購入してみましょう。
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