hp Pavilion 15-cb003TX 液晶画面修理

パソコンの分解

hpのノートPC「Pavilion 15-cb003TX」の故障した液晶パネルを修理いたしました。その手順を写真つきで紹介します。
ノートパソコンの故障トラブルで結構多いのが液晶割れです。落としてしまったり、モノを挟んでしまったりと液晶画面を割ってしまうことはよくありますが、そんな時には自分で修理します。液晶画面割れを修理業者などに修理依頼した場合は結構な修理金額がかかったりしますが、自分で直せばコストもお安く済みます。

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Pavilion 15-cb003TX 液晶画面修理

■主な仕様
名前:Pavilion 15-cb003TX
CPU:インテル Core-i7-7700HQ 2.8GHz
メモリ:16GB
OS:Windows10

症状:液晶画面が正常に表示されない。液晶の角度を変えると映るときもあり。

このパソコンは高性能なCore-i7を搭載したハイエンドPCです。液晶画面も「3840×2160」IPSディスプレイで高解像度のパネルとなっております。しかしこ高性能のPCも液晶画面が故障で見えなくなってしまっては台無しです。HDMI出力で外部モニターに表示させることはできますが、やはり物足りませんね。

早速この壊れた液晶パネルの交換修理をおこなっていきましょう!

Pavilion 15-cb003TXの実際の修理

初めに液晶画面のフレーム部分を外します。こちらのフレームパーツはネジなどは一切ありません。ツメでとまっているだけなので少しづつ外していきます。プラスチック製のヘラで外していくと傷つけづらいので便利です。こんな感じのヘラはPC分解時には役立ちますので数本あると便利です。

この機種の液晶画面は両面テープで貼りついているのでゆっくりと剥がしながらフレームを外していきます。無理に力を入れると破損したりするので気を付けましょう。

液晶パネルの取外し

液晶画面のフレーム部分を外すとパネルが確認できます。パネルは赤枠部分のネジ4本で本体側に固定されていますのでネジを外します。ネジは普通の+ネジですので特殊なドライバーなどは不要です。

ネジを4本外した後は液晶パネル自体が手前に倒れます。本体側よりケーブルが伸びていて液晶パネルに接続されていますので、赤枠部分のコネクタを外します。

コネクタは脱落防止用のテープでとまっていますので、剥がした後に引き抜きます。コネクタを外した後は液晶パネルが取外しできるので新品のものに交換します。液晶パネルは15.6インチ高解像度のパネルになります。

液晶パネルの交換修理

■液晶パネル仕様
メーカー名:AU Optronics
型番:B156ZAN02.2
パネルサイズ:15.6インチ
画面解像度:3840×2160

新品の液晶パネルに交換した後は動作の確認です。ケーブルをつなげてパソコンを起動させます。
問題なく表示されました!これで液晶画面の修理は完了です。

液晶画面(パネル)の交換修理はさほど難しいものではありません。液晶パネルさえ購入できればコストをおさえて交換修理ができるので興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

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