東芝 dynabook PT65EGP-SJAを分解する・HDD取り出し

パソコンの分解
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T65/EG Satellite L50-D シリーズ分解

HDDが故障したためwindowsが正常に起動しなくなりました。
TOSHIBAのロゴマークが出た後に黒い画面に白文字の英文のエラーメッセージが出てきます。

◆英文エラーメッセージ
Insert system disk in drive.
Press any key when ready….続く

上記のエラーメッセージが出てしまいWindowsが正常に起動しません。BIOS画面には入れますのでパソコン本体は故障してなくHDDが壊れている状態です。このパソコンを分解してHDDを取外します。

◆主要スペック
型番:PT65EGP-SJA
CPU:第7世代インテル Core i7 7500U(Kaby Lake)2.7GHz/2コア
画面サイズ:15.6インチ
解像度 フルHD (1920×1080)
メモリ規格:DDR4 PC4-17000

東芝 Dynabook T55/Aの分解動画

Youtubeの分解動画です。東芝Dynabook分解の様子を動画にしました。
少し型番が違う機種ですが作業内容は一緒です。

早速dynabookを分解する

このパソコンは背面のネジをはじめに外します。本数がかなりありますのでなくさないように注意しましょう。ネジは長さの違うものがあるので間違いないようにします。

赤丸のネジ:22本

ネジを外すときにバッテリーを取外します。ノートパソコンの分解の際は初めにバッテリーを外すのは基本ですね。一部バッテリー内蔵型のノートパソコンの場合は取外しできませんが、一般的なノートパソコンの場合は取外しいたします。写真の下のほうにある細長い部品がバッテリーです。

ノートパソコンの分解にはネジを取外ししますが本数は少ない物から多い物まで様々です。この機種はネジの本数は多いほうなので根気よく外していきます。ネジの種類は普通の+ネジになりますので、+ドライバーがあれば取外しができます。特殊なネジはありませんので通常のドライバーでOKです。

メモリのフタの取り外し

背面の中央のメモリのフタを外したところにもネジがありますのでこちらも忘れずに取外します。メモリのフタはネジが1本で止まっているのみです。メモリはDDR4のものが2枚装着可能ですね。メモリは最大で16GBまで増設可能です。メモリが足りないと感じたら増設ですね。メモリの交換や増設のみでしたらネジを1本外すだけなので簡単にできます。

メモリはアマゾンで購入可能です。

本体内部へアクセス

背面のネジを外したあとは背面カバーが外れてパソコン内部へのアクセスが可能となります。写真の上の赤枠部分がHDDになります。HDDはマザーボードからフラットケーブルが伸びていてそこに接続されています。

写真中央はメモリスロットが2個あります。左側には光学ドライブが接続されています。
写真右側にはCPUファンがありますが分解のついでに埃をエアーダスターなどで掃除しておくと良いですね。CPUファンに埃がたまっているとノートパソコンの放熱ができずに発熱が高くなり故障の原因となったりしますので、お掃除、メンテナンスは欠かせません。

マザーボード側は赤枠部分のコネクタにフラットケーブルが差し込みされている状態です。HDD本体はネジ止めなどはありません。フラットケーブルがマザーボード側に接続されているのみとなります。

黒いプラスチックのツメを押しあげるとフラットケーブルが外れます。あとはHDDを持ち上げれば外れます。

HDDが故障した場合は新しいものに交換してWindowsをインストールすれば修理完了です。HDDの故障はパソコントラブルでも結構多いケースなのでトラブルに遭遇する場合もあるかと思いますが、自身で分解と交換修理ができればコスト的にはお安く修理ができますので興味ある方はチャレンジしてみて下さい。

取出したHDDの仕様
メーカー名:東芝(TOSHIBA)
型番:MQ01ABD100
容量:1TB
接続:SATA
サイズ:2.5インチ

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