SONY、NEC、富士通、DELLなどのボードPCを分解修理
ボードPCとは:その概要
ボードPCは、液晶ディスプレイ一体型パソコンのうち、液晶ディスプレイにパソコンを内蔵したような形状を持つ薄型のパソコンの機種名称です。 基本的にはデスクトップパソコンに分類されますが、ディスプレイが本体を兼ねるという形状から、そのままでも自立するほか機種によっては壁掛けにも対応しています。
ボードPCは、廉価版としてのネットトップ機種から、地上波デジタル放送チューナーなどを内蔵するなど高性能・多機能を目指す製品まで様々ですが、そのいずれもが液晶ディスプレイにコンピューター本体としての機能を組み込んだものと定義されるようです。ただ実際にはこの呼び方で呼ばれることは少なく、一般的に定着しているとは言いがたい部分もあります。
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ボードPCの分解
ボードPCは比較的分解が楽なものが多いです。裏側のネジを外しカバーを開けるだけで分解できるタイプが多いので、ノートパソコンなどの分解に比べると敷居が低いです。
メモリ交換は裏側のメモリのフタを外すだけで交換できるタイプが多いです。HDD交換はカバーを外して交換する対応が多いです。 交換の際はドライバーも大きめのプラスドライバー1本でネジを外すことができるものが多いので特に多くの工具を揃える必要はありません。キッチリと丁寧に分解作業をおこなえば難しくはない機種が多いのが一体型パソコンの特徴です。
ボードPC分解時の注意
注意点としてまずあげられるのがカバー類を外す際にツメではまっている部分の取外しです。
プラスチックのカバーがツメではまっている場合にあまり強い力で外そうとするとツメが割れてしまいます。外す際は慎重に無理な力を加えずに外す必要があります。
また液晶パネル側を下にしての分解になるのでパネルを割らないようにクッションなどを下に敷い て分解作業をおこなわないとだめです。パネル面は部分的に強い力が加わるとひびが入り割れてしまいますのでご注意ください。
慣れてくると分解自体が楽しくなってきます。またハードディスクの交換やメモリ増設などができますのでパソコンのパワーアップも可能です。
例:本体の下にエアクッション(ピンク)を敷いて分解作業をおこなっているところです。エアクッションを敷くことによりパソコン本体へのキズやヨゴレを防止します。
パソコンの分解の際は一つ一つの作業を慎重かつ丁寧におこなう必要があります。あまり無理な力を加えてしまうと割れてしまったり、曲がってしまったりするので注意が必要です。
一体型PC分解に必要な工具
一体型のパソコンの分解の工具はだいたい+ドライバーがあれば間に合うことが多いです。特殊なネジなどを使用しているケースは少なく、基本的には一般的な+ネジであることが多いので+ドライバーがあれば大丈夫です。
+ドライバーのサイズは大小あるので2-3本くらいあればいいでしょうかね。時には特別な工具が必要になる場合もあるので適宜準備します。
パソコンの分解に必要な工具類
工具類に関してはこちらのページを参照いただくと良いかと思います。パソコン(デスクやノート問わず)の分解に必要な工具類をまとめてあります。
実際の一体型ボードPC分解
SONY、NEC、富士通、DELLのボードPCの分解手順です。実際に各メーカーの一体型パソコンを分解してパーツ交換などをおこないました。お写真付きです。修理のご参考に。
SONY VAIO VGC-JS50B VAIO一体型PC分解
NEC ValueStar VN770 NEC一体型PC分解
富士通 FMV F/B70T 富士通一体型PC分解
DELL XPS ONE A2010 DELL一体型PC分解
東芝 REGZA PC D712/V3HG ボードPC分解HDD取外し
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