ノートPCのCPUの交換・i5-3230Mからi7-2670QMへ 4540S

パソコンの分解
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CPUの換装

HPのノートパソコン「ProBook 4540S」のi5のCPUをi7CPUに換装しました。ノートパソコンのCPUはマザーボードに直付けのものが多く交換できないタイプが多いのですが、この機種はソケットに装着するタイプなので交換が可能です。

ノートパソコン「hp ProBook 4540S」

CPUタイプ:Core-i5 3230M
ソケットタイプ:FCPGA988

ソケットがFCPGA988になりますが、こちらがあえばCPUの交換が可能です。ただし機種によっては発熱やBIOSの対応が関係するので注意が必要です。

intelCPUで2-3世代のものが形状的には適合します。

今回はこちらのCPUを「i7-2670QM」に交換します。

パソコンの分解

CPU交換にあたりパソコンを分解していきます。

赤枠のラッチ2個をリリースしてバッテリーと背面のカバーを外します。

バッテリーは忘れずに取り外します。ノートパソコンの分解修理時の基本ですが、バッテリーは必ず外します。バッテリーがついたままだと、微弱電流が流れているので思わぬトラブルに繋がったりしますので必ず外します。

バッテリーを外したあとはカバーを外します。先程のラッチをリリースしながら矢印の方向へスライドさせると外れます。

放熱板取外し

内部にアクセスします。
こちらの部分がCPUの取付部分になります。赤丸のネジを3本外します。
ネジを3本外すと銀色の放熱板が外れます。

CPUファン取外し

放熱板を外すとCPUファンが見えます。赤丸のネジを1本外します。
またCPUファンからは電源コネクタが1本出ていますのでこちらも外します。

ヒートシンク取外し

CPU部分にヒートシンクが取付されていますので外します。
赤丸のネジを4本外します。

CPU取外し

ヒートシンクを外すとCPUが確認できます。
赤丸部分をマイナスドライバーで回転させるとロックが外れます。ロックを解除した状態でCPUを上に持ち上げるとCPUが外れます。

CPUの交換

左:i5-3230M
右:i7-2670QM

取外したCPUと取付するCPUです。当たり前ですが形は一緒です。ピンが配列されており右下部分はピンがない場所があります。
ソケットに取り付けの際はこのピンがない部分があるので、上下左右の向きは間違いなく合わさります。
このCore-i7を元のソケットに取付して先程の逆手順で組み立てをおこないます。

組み立てをしたあとは確認です。「i7-2670QM」になっていれば成功です。
無事にCPUの交換が完了しました。
この機種はCPU交換ができるタイプなので交換することによりパワーアップが可能です。この機種のようにソケットタイプがFCPGA988のノートパソコンはCPU交換ができます。

分解自体はさほど難しくはないので興味ある方はチャレンジしてみてください!

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