ASUS R510C パソコン分解 液晶パネルの交換

パソコンの分解
スポンサーリンク

パソコン分解修理・液晶パネルの交換

ノートパソコンの故障で結構多いのが液晶パネル破損です。液晶のフタを閉じたときに物を挟んでいて破損してしまったり、落下させて破損したりと原因は様々です。当然ですがパネルが破損すると画面が見えなくなるので交換修理などが必要になります。

また破損ではなく、自然と液晶画面に線が入ってしまったりノイズのような模様が入ってしまったりの症状が出る場合もありますが、そのような場合も液晶パネルの交換修理が必要になります。

主な仕様
パソコンメーカー名:ASUS
ノートパソコン:R510C
CPU:インテル Core-i5
メモリ:8GB

準備するもの:プラスドライバー1本、プラスチックのヘラ
今回の分解修理手順では最低限ドライバーが一つ必要です。こちらは特別なものではなく普通のプラスドライバーです。取り外すネジは普通の+ネジが数本なので特別なドライバーは不要です。
あと液晶パネルのフレームを外すときにできればプラスチックのヘラのようなものがあると分解修理するのが楽になります。

R510Cの分解手順・パネルフレームを外す

まず初めに赤枠部分の2か所のネジを外します。ネジ自体は目隠しの部品がかぶせてあるので、それをはがしてから取外します。目隠しの部品は細い突起のようなもので剥がせます。

ネジを2本外した後はフレームパーツを外していきます。このフレームはツメではまっているのでプラスチックのヘラなどでパチパチとこじって開けていきます。あまり無理に外そうとするとフレームが割れてしまうので、無理な力を入れないようにゆっくりと外していきます。

フレームのヒンジ部分もツメではまっているので同様に外します。キーボードのパーツは外さなくてもこのフレーム部品は外すことができます。

割れた液晶パネルの取外し

液晶画面のフレームが外れるとパネル自体を外すことができます。パネル部品は赤丸部分のネジ4本でとまっていますので外します。

4本のネジを外すとパネルが取外しできます。液晶パネルを手前に倒すと接続されているケーブル類が確認できます。本体側からケーブルが伸びてきてカメラとパネル側に分岐されています。

この液晶パネル側のコネクタからケーブルを外します。コネクタはシールが貼ってあるのでシールを剥がしてから取外します。このコネクターを外せば液晶パネルが外れます。

取外した液晶パネルです。

メーカー名:LG Display
型番(Model):LP156WH3(TL)(S1)
パネルサイズ:15.6インチ

このパネルと同様のものを購入して交換すれば修理ができます。液晶パネルはヤフオクやメルカリ、Amazonなどで探して購入します。出品者によって値段や配送方法など様々なので、できるだけ条件の良いお得な品物を見つけます。

今回は故障していない同等品の液晶パネルがないのでとりあえず動作の確認用として別の液晶パネルを取付して動作の確認をします。

仮に動作確認・検証

SAMSUNGの液晶パネル「LTN156AT22」のジャンク品があったのでそれで動作の確認を行います。液晶パネル自体はケーブルの接続コネクタがあえば、パネルサイズやコネクタの位置が違うものでも動作の確認はできます。この液晶パネルはコネクタの位置が異なるのでずれた位置での動作の確認となります。ジャンクで黒いシミがありますが表示自体は問題なくできました。あとはWindowsの動作の確認をすればOKです。

Windows10をインストールする場合は下記ASUSページ参照

Windows10-USBデバイスなどからの起動方法

無料でできるWindows10のインストール

コメント