自作パソコン用ケース「Antec DP501」+トラブル発生

パソコンの分解

パソコンケースDP501を使ってPC組んでみました。当初は順調に組立も進んでいましたが、途中でトラブルが発生してしまいました。トラブル対処もあわせて記事にしています。

たまにプラプラと近隣のハードオフをめぐっているのですが、こちらは先日ハードオフで見かけて気に入ってしまい衝動買いしました。中古品で4000円でした。ハードオフはジャンク品探しなどでちょこちょこっと行ってますが、たまに掘り出し物が出てきますね。

しかし最近は自作PC系のパーツは少なくなってきているので寂しい限りです。自作パソコン自体が下火で愛好者が少なくなっているのでしょうね。

このケースは思わず買ってしまったのでとりあえず家にあるパーツ類をあわせて組立てみました。

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強化ガラス仕様のATX対応ミドルタワーPCケース

Antec DP501

■ケースの特徴
6つのARGBファン制御を可能にする専用コントローラー搭載
360mmサイズの大型ラジエータ搭載に対応
2×3.5インチシャドウベイ、4×2.5インチ専用シャドウベイ搭載
高さ165mmまでのCPUクーラーに対応
360mmを確保した拡張カードスペース
便利なケーブルホールと裏配線スペース

Amazonでは新品5500円くらいなので4000円だとあまり安くはなかったですねー。ちょこっとお得かなといった感じです。ついでにパソコン工房のサイトでも5500円でしたね。

このケースは背面にコード類を回せるのでマザーボード周りがすっきりします。

HDD(2.5インチ)は1個取付してますが、それも背面に回してますのでこちら側は非常にすっきりした状態ですね。光学ドライブはなしです。空いているスペースには3.5インチのHDDなどたくさん取付できますね。

ケースの背面はこんな感じです。2.5インチストレージがこちらの面にいくつか配置できます。表側には見えない状態で配置できるのでマザーボード周りがスッキリした状態ですね。電源ユニットは右下あたりに配置して配線もこちら側から通して表側に出していきます。真ん中にあるのはLEDライトの基盤と配線です。

フロントカバーを開けるとこんな感じです。もともと光学ドライブは取付しない仕様ですね。

左側の側面はガラスのフタになっていますので中身が透けて見えます。

LEDライトもあるのできれいに点灯します。

■今回組んでみたパーツ

CPU:Core-i5(LGA1151)6400CPU 2.70GHz
マザーボード:TB250-BTC
メモリ:DDR4-16GB
HDD:SATA500GB
グラボ:GTX560
OS:windows10

以上のような構成で組んでみました。

試しにFF15のベンチマークをこのパソコンでおこなったところスコアが「1612」で動作困難でした(>_<)
多分グラフィックカードが弱い感じですねえ。

とりあえずこのPCをいじって遊んでみようと思います。

不測事態(とらぶる)発生(>_<)

さて組んだパソコンをテストしようと電源を入れてみたらなんと画面が表示されません・・・
昨日まではぜんぜん普通だったのにーーーーー(←よくあるパターンですね)
まあ中古部品で組んだパソコンではよくあることなので修理をしようと思います。

パソコンの故障トラブル切り分け

今回の症状は、電源をONしたあとCPUファンが回転するが画面の表示がなく、その後ファンが止まってしまいまた再度回りだすという症状です。このような症状が出た場合のパソコン故障切り分けです。

まずこのような場合の可能性の高い故障パーツ(被疑部品)は?

1.故障の可能性がかなり高め

電源ユニット

自分の経験上では「電源ユニット」が故障の頻度が高いと感じています。電源ユニットはピンからキリまで、高いものから安い物までいろいろとありますが、故障してしまうと電源投入後のトラブルが色々と出てきますね。今回の症状では一番可能性が高いのかなと思いました。

メモリ

メモリはWinXP時代くらいは相性問題や故障の経験が結構ありましたが、Win7世代以降になるとメモリの故障の可能性はかなり低いと感じています。相性問題もほとんど経験なくきていますね。ただしネットを参照すると、今回の症状ではメモリが原因とする故障との情報が結構出ているのでメモリも原因としてあげています。
自分の場合はこのようにパソコンの故障のトラブルの際の原因切り分けには、自身の経験とネットの情報を統合して検証していくパータンにしています。なにしろ知らないことは多いのでできるだけ新情報を吸収しながら検証に当たります。

2.故障の可能性がちょい高め
マザーボード
CPU

マザーボードも意外と故障するパーツだなと感じています。メインの基盤なので故障するといろいろと不具合が出ますよね。今回はソケットLGA1151というマザーボード
ですがコスト的にはピンキリでホントいろんなマザーがありますよね。
CPUは経験上では故障したのを確認したのはほとんどありませんね(0ではないですが)。パソコンのパーツの中では一番故障の可能性が低いものではないかと思っています。もちろんゼロではないので可能性は否定できませんが、交換検証する優先順位は後のほうになります。

上記のパーツが故障の可能性が高めのパーツになるかと思います。なので今回の症状でパソコン修理をおこなう際は上記パーツを優先的に交換するのが良いと思いますが、現在手持ちのパーツで使えそうなものがあるのでそのパーツをまずは試してみます。切り分けに使用するパーツも新たに購入するとコストがかかってしまうので、できるだけ購入なしでテスト検証したいですよね。

パーツテスト

■パーツテスト「メモリ」
このマザーボードのメモリの規格はDDR4と呼ばれるものです。2019年現在では最新のメモリ規格となっております。2020年ころには新しい規格のDDR5が出るそうですが、今のところはDDR4が最速です。
もともと搭載したのが16GBのメモリでしたが、手持ちのメモリで4GBの容量ダウンになりますが持っているので試します。

メモリを差し替えて電源ON。

結果:症状変わらず

メモリを変えても症状は全く変わりありませんでした・・・(>_<)

■パーツテスト「CPU」
CPUは故障の可能性が低いと思われるので、わざわざ購入してまでは検証しませんが手持ちであったのでとりあえず交換してみます。

CPUを差し替えて電源ON。

結果:症状変わらず

やはりCPUを変えても症状は全く変わりありませんでした・・・(>_<)

いまのところ手持ちパーツでの検証はここまでです。次は一番あやしいと思われる電源ユニットを購入して検証をしたいと思います。

■パーツテスト「電源ユニット」
ネットで購入した電源ユニットが来たので早速テストしてみることに。

もともとあった電源ユニットを取外して、新たに購入した電源ユニットを取付します。各種配線を再度おこなって電源スイッチON!

結果:症状変わらず

えーーーーー(>_<)
一番あやしいと思っていた電源ユニットではない?

するとマザーボードがかなり可能性が高くなってきます。しかし検証するためのマザーボードはありませんのでまたまた購入が必要になりますし、マザーボードの交換は結構な手間ひまがかかりますので、できれば避けたかった・・・

どうしようかー(‘ω’)
そうだあきらめよう!諦めが肝心だねー

Antecのケース「DP301M」でパソコンを自作しました!

コメント

  1. sl より:

    マザボの故障って一番考えたくないとこなんですよね…
    普通に使ってるとマザボが壊れるような時期にはもう同じチップセットとかソケットのが化石化してて中古もプレ値だったりして…

    • hotpcb より:

      そうですねえー。マザーボードは結構めんどくさかったりしますよねえ。できれば交換するときは後回しですね。

  2. 玄人思考錯誤 より:

    マザーの配線の再確認を……

    配線に問題なければマザー本体又はグラボ 

    両者で考えるとグラボが先に考えられる 
    後者はマザー本体です

    ここで、出てこないのが電源です。
    何ワットタイプなのか?
    使用期間は1年を超えているのか?

    チェックするなら

    まず配線、次に電源、3番目にグラボ
    最後にマザー本体

    自分は白のDP501を使用しています、まだ制作段階でパーツは揃っていませんが、過去は30台ほど自作していました。

    相性とか考えるとキリがありませんが、
    不具合箇所を削って探すのは良いと思います、映像が出力されずにCPUファンが回ったり回らなかっりとなれば、電源、グラボ、マザー、配線処理しかないかと思います。

    • hotpcb より:

      コメントありがとうございます。
      結局こちらのパソコンはばらして売ったり捨てたりで処分しました。
      ありがとうございました。

  3. 海苔巻き より:

    安いケースの罠 フロントスイッチ

    • hotpcb より:

      マザーボードのピンに直接電源スイッチを刺しても一緒なのでフロントスイッチでなさそうです(>_<)