【パソコンの分解に必要な工具類・ツール】
パソコンを分解する際に必要な工具類の紹介です。パソコンはノート型、デスク型ともに分解する際は工具(ツール)が必要になります。ここではパソコンを分解する際にあると便利なそういったツール類を紹介します。パソコン分解のときは参考にしてください。
私の場合は工具の購入は主に「ホームセンター」「100均(ダイソーなど)」「Amazon」です。近所のホームセンターなどで売っているものはすぐに購入できてよいのですが、ちょっと特殊なものは売っていないものもありますので、そのようなときはAmazonで購入です。Amazonではこのような工具類も年々品揃えが豊富になっており「ないものはない」くらいの感じでアイテムが揃います。
Windowsパソコンの場合
YouTubeでPC分解修理動画などやってます。
パソコンの分解工具についてご質問等ある場合は、当ページのコメント欄にコメントください。
ドライバー各種(プラス、マイナス)
パソコン分解工具の基本は何と言ってもドライバーですね。ベッセルは工具の有名なメーカーですが、使いやすいので愛用しております。100均の安い工具でも基本OKなのですが、耐久性に優れないものもあるので注意が必要です。
デスクトップ用
長いドライバー(ロングドライバー)
このドライバーは20cmもある長いタイプですが、自作パソコンのCPUファンを取外す際に使用したものです。
このCPUファンは取付ネジを外す際に短いのでは届かずに長いタイプが必要でした。レアケースですがこのような場合もあります。自作パソコンなどを制作する場合は必要ですね。ただし長くて邪魔ではあります・・・
ノートパソコン用
ネジのサイズにあわせて数種類あると便利です。デスクトップPCなら大きいもの、ノートPCなら小さいものが必要です。ドライバーは基本中の基本工具なのでサイズも種類もかなり豊富に販売されています。自分自身の好みや使いやすさを考慮して購入します。
Windowsパソコンの場合は基本的に+ネジが多いので+ドライバーがあれば分解は可能です。
ただし機種によっては特殊なネジを使用している場合がありますので必要に応じて購入します。
ピンセット
小さな部品などの取り外しなどに必要になります。ピンセットには種類がいろいろありますので用途に応じて購入する必要があります。
セロテープ、マスキングテープ
部品やネジを仮止めするのにあると便利です。パソコンのパーツ類は全部ネジ止めすると面倒なときがありますが、そのようなときの仮止めにはテープを使用します。
マスキングテープは仮止めには最適です。一時的にネジを留めておいたり、SSDを本体に仮貼付けしたりできます。
両面テープ
ノートPCのゴム足は両面テープでとまっている場合がります。剥がした後に再度とめるのにあると便利です。またノートパソコンなどでよく使用されるフラットケーブルなども本体にテープ止めする場合があります。
テープ類に関しては特殊なものではないのでホームセンターや100均ショップで販売されています。
私の場合は100均(ダイソーなど)でまとめ買いしています。
各種工具類はamazonで購入可能です。
隙間を開けるための工具・ヘラ・ピック
ノートパソコンなどの隙間を外していく樹脂製の工具です。樹脂製なので本体をキズつけにくいです。小さいパーツ類を外したり、液晶パネルの周りを外したり、ケーブルを寄せたりと用途は豊富です。
愛用のオレンジのプラスチック製ヘラはこのように隙間にはめこんで、パチパチとパーツを外していきます。
ニッパーとラジオペンチ
パソコンの分解の際にはあまり多くは必要ではありませんが、ホントたまーに使う時があります。ニッパーは配線をカットしたりの時に、ラジオペンチは固めの部品を外したりするのに使用します。
ただし自作パソコンを作成する際は良く使用します。ケーブルの配線をまとめるのはよくありますが、結束バンドの端末部分をカットするのにニッパーは便利です。
上記写真のニッパーとラジオペンチは100均で購入した工具です。どちらも100円とお買い得でした。100円なので物自体はそれなりだとは思いますが全然普通に使えます。
より良いモノを購入する場合はアマゾンがオススメです。
ハンマー
一般的には使用しませんが、HDDを破壊するのに便利です。2.5インチHDDならハンマーでたたいて粉砕処理が可能です。
粉砕処理をおこなったHDD。中のプラッター(円盤)が粉々になっているのがわかります。ハンマーで叩いてHDDプラッターを粉砕すればデータの復旧は不可能です。
ユニバーサルアダプターキット
ノートパソコンやネットブックの電源アダプターの差込口の形状というのは様々です。小さいものから大きなものまでいろいろな形があります。同じような規格のものもあれば全然違う形状のものもあるので、形が合わなければ当然使えません。
そのようなときに使える便利なアイテムがこちらです。
詳細は下記ページにて
apple Macの場合
Windowsのパソコンと異なりappleのMacは特殊なネジを使用している場合があります。また分解の際はWindowsとは異なり特殊な工具を使う場合があります。一般的にお店などで売っていないツールも多くありますので、そのような場合はネットなどで購入します。
必要に応じて各種工具を揃えます。
バキュームリフター
iMac分解の際に必要な工具です。iMacの前面のガラス部分はパソコンの本体に密着した状態になるのでそこを外すのにバキュームリフターは便利です。この吸盤部分をガラスにくっつけて引っ張ることによりガラス面が外れます。
iMacの2011年モデルまではマグネット式でしたが、2012年モデルからは両面テープでくっついているので外すのが大変です。かなり特殊な分解方法になります。
iMacの前面ガラスの取外し方法(マグネットタイプ):2011年以前
iMacの前面ガラスの取外し方法(両面テープタイプ):2012年から
iMac用のカッター(MODEL:2012より)
iMacモデル2012からは、液晶画面は両面テープでパソコン本体に接着されいます。その接着面をこのカッターではがします。別名「ピザカッター」
Amazonでは再度接着させるための両面テープも一緒に販売されています。
トルクスドライバーほかセット
様々なビットがセットになったものです。一つあると便利ですね。ビットが複数あるのでいろんなパターンに対応が可能です。またモノによってはネジ以外の工具も入っているので、そのような種類を選択するのもひとつのパターンです。
このようなドライバーのセットは種類が豊富です。自分にあった気に入ったものを探しましょう。
このセットはMacBook系を分解するのに便利です。星型2本に細めの+が1本入っています。MacBookの「Pro」や「Air」に対応できます。
トルクスドライバー
MacBook、MacBookPro、MacBookAirなどの分解の際は、普通のプラスやマイナスドライバーでは外せない場合があります。星形の特殊なネジを使用しており、このような専用の工具が必要になります。大きめのホームセンターなどでは購入できる場合もありますが小さいサイズなのでないお店もありますので、近所で見つからない場合はアマゾンなどで購入するしかありません。
細めのトルクスドライバーです。MakBook(Pro,Air)などの分解に必要です
ペンタローブ:5角
ヘクスローブ:6角
2種類の形状があるので確認が必要です。またサイズも数種類あります。
実際のパソコン分解
トルクスドライバー3本セット
先日もアマゾンでドライバーを検索したところ良いものがありました。 ドライバーが3本セットになったものです。T5が1本、6角形星形1.2が1本、+(プラス)1.5が1本の計3本とプラスチックのへらがセットになっています。価格も1000円程度とお手頃でしたので衝動買いしました(*^^*)
MacBook、MacBookPro、MacBookAirなどの分解の際は、普通のプラスやマイナスドライバーでは外せない場合があります。星形の特殊なネジを使用しており、このような専用の工具が必要になります。大きめのホームセンターなどでは購入できる場合もありますが小さいサイズなのでないお店もありますので、近所で見つからない場合はアマゾンなどで購入するしかありません。
トルクスドライバーT5 星型ドライバー1.2mm 精密ドライバープラス000 MacBook Air Macbook pro Retina パソコン
その他便利なツールたち
電動エアーダスター
電動エアダスター・掃除機 2in1 15000mAh(USB TYPE-C 充電式)
デスクトップパソコンの内部はホコリが溜まりやすいですが、このエアーダスターでホコリを飛ばしてお掃除ができます。スプレー缶タイプだとすぐに出が悪くなり容量も少ないですが、電動タイプなら30分くらいは持ちますし、威力も変わりません。
このタイプは吹き飛ばしと吸い込みの2種類で利用可能です。
ネジ用ケース
パソコンを分解した際には外したネジが出てきます。少ない物もあればたくさんネジを使用している機種もあります。数が少なければ覚えておくのも容易ですが、たくさんある場合は覚えるのが大変です。そのようなときは小部屋に分かれたネジケースが便利です。分解した順番で小部屋にネジを収納しておけば覚えやすいですし、なくすこともありません。画像のケースは以前に秋葉原のショップで購入した「IFIXIT」ものです。ちょっとした工具も収納できるので便利なケースです。
このようなネジケースは100均でもいろんな種類のものがありますので物色してみると良いかと思います。画像のケースは100均で購入したケースですがネジを分類したり、分解時に出たパーツ類を分類したりと便利に使えます。好みに応じて大きさや仕切りを検討しましょう。
クリップ
事務用品のクリップを広げたものですが、光学ドライブを強制的にオープンするのに使用します。光学ドライブは故障すると開かない場合などがありますが、そのようなときに使用します。オープンボタンを押してもパソコン上の操作でも開かないとき、中にディスクが入っていると困りますよね。そんな時は赤丸部分の光学ドライブの小さい穴(イジェクトボタン)を広げたクリップの先で押すと強制的にオープンします。このイジェクト用の穴はノートPC用、デスクPC用の両方の光学ドライブにおよそついています。
トルクスドライバーセット・ピンセット・ヘラ
こちらもアマゾンで購入したトルクスドライバーのセットです。ピンセットとヘラが一緒に入ってます。サイズが複数種類あるのでいろんな場面で活躍します。このようなドライバーのセットは価格がお手頃なのでいくつかそろえておくのも良いですね。
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